コピーライティングには
3つの原則があります。

それは「訴求性」「論理性」「わかりやすさ」の3つです。

このうち「わかりやすさ」は
ついつい見過ごされがちな要素です。

コピーライターは、どうしても
華やかなテクニックや訴求性、
もしくは全体的な流れにあたる論理性ばかりに
目を向ける傾向にあるからです。

しかし、地味な「わかりやすさ」という要素を
おろそかにしてしまうと、
広告で成約率を「一定以上に」上げることができなくなります。

・・・

私はこれまで数多くのチラシや新聞広告、
そして300を超えるLPを添削してきました。

そのなかで、じつに多くの
「わかりづらい文章」を目にしてきました。

パターンでいえば、数千におよぶかもしれません。

そんな私だからこそ、
「わかりづらい文章」を見ると
無意識のうちに添削してしまうクセがついてしまいました。

・・・

つい先ほども、ネットを検索していたら、
とあるサイトで以下のような文章を目にしました。

「裁判所」と「警察」の違いについて書かれた文章です。

あなたは、すんなりと読めましたでしょうか?

私は、この文章に接した瞬間、
問題点がすぐにわかりました。

・・・

この文章の問題点は、「警察」の修飾が長すぎることです。

そのため、「警察に関する修飾」が「裁判所の説明」と誤解されてしまうのです。

具体的に見ていきましょう。

『司法を担当する裁判所は「法律の番人」と呼ばれ』

この部分は問題ありません。

しかし、「警察は」という主語が最後のほうで、ようやく登場するために、

「国民の生活を脅かす犯罪や事件を抑制し」

この部分が「裁判所に関する話」だと誤解されてしまうのです。

つまり、
「警察は」という主語を早めに登場させないために、

『司法を担当する裁判所は「法律の番人」と呼ばれ、
 国民の生活を脅かす犯罪や事件を抑制し、』

このように続けて読まれてしまうわけです。

人によっては、
「また解決へと導くための活動を行なう」
という部分も「裁判所の説明」と捉える人がいるかもしれません。

でも、そのあとに「警察は」と記載されているため、
そこで初めて間違って読んでいたことに気づくのです。

このような誤解が生じる原因は、

「国民の生活を脅かす犯罪や事件を抑制し、
また解決へと導くための活動を行なう警察は」

主語全体がこんなにも長いからです。

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この文章を目にしたとき、
一瞬で脳裏に浮かんだ「改善後の文章」が以下になります。

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このようなことから、司法を担当する裁判所が「法律の番人」と呼ばれるのに対し、
警察は、国民の生活を脅かす犯罪や事件を抑制し、また解決へと導くための活動を行なうことから、
「司法の番人」といわれているのです。

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いかがでしょうか?

この「改善後の文章」であれば、
先ほどのような誤読は絶対にありえないのではないでしょうか?

その理由は、

・「呼ばれるのに対し」という表現によって、対比構造を伝えている。
・「警察は」という主語を、早く登場させている。

この2つです。

主語の修飾が長くなりすぎると、
肝心の「主語」が後ろのほうに移動してしまいます。

そうなると、書き手の頭の中では明確なことでも、
読み手にとってみれば「意味不明」になってしまうのです。

ですから、「わかりやすい文章」を書くためには
できるだけ主語の修飾を短くし、
早めに主語を登場させなければなりません。

そのためには、
「修飾+主語」という形を
「主語+述語」に “解体” してあげればよいのです。

・・・

ここでご紹介した「添削」は
WEB上の記事の文章に関してですが、
チラシや新聞広告、LPといった販売ページでも
同じような間違いが目につきます。

このような「わかりづらい文章」が
販売ページの中にひしめていると、
読み手は理解不能に陥り、ストレスばかりが大きくなっていきます。

そして、その広告から離脱していくのです。

・・・

「わかりやすさ」は
「訴求性」「論理性」と並び、
広告で “高い成約率” を弾き出すためには必要不可欠です。

ただ、文章のわかりづらさは、
添削のプロでないと、
なかなか見抜くのが難しいのが現状です。

もし、

「この文章は大丈夫かな。不安だな」

と迷うことがありましたら、
このサイトの「無料アドバイス」を利用されてみてください。

あるいは、「すぐに結果がほしい!」という場合は、
当サイトの「LP添削」を受けてみるのもよいかもしれません。