成約率の高いLPには「共通点」があります。

それは、「ヘッドライン」が強力である、ということ。

LP冒頭の「引き」が強いために、
それ以降の内容も読んでもらえて、
そのまま「購入」してもらえるわけです。

反対に、LP冒頭の「引き」が弱いと、
そのあと、どんなにすばらしいことが書かれていても、
それらが読まれることはありません。

当然、LPの成約率は低くなります。

結局、LP冒頭に掲載する「ヘッドライン」こそ、
そのLPのCVRを決定付ける、もっとも重要なパーツといえるのです。

訪問者を引き込めないヘッドラインとは?

以下に、

「すぐに去られてしまうヘッドラインの特徴」

をまとめてみました。

ヘッドラインを作成したり、改善したりする際は、
ぜひ参考にしてみてください。

  • ヘッドラインが小さいため、目に飛び込んでこない
  • ヘッドラインの色が薄い、もしくは相対的に目立たない
  • ファーストビューがすぐに切り替わるため、落ち着いて読めない
  • 短くてカッコいいけれど、まったくイメージできない
  • 「販売者側しか知らないイメージ」を重ねて制作している
  • 誰のための商品(サービス)なのかという「ターゲット」がわからない
  • そもそも、何の商品(サービス)なのかという「カテゴリ」を伝えていない
  • 商品(サービス)の「特長」だけしか伝えていない
  • 「商品名」を際立たせて、商品名で訴求しようとしている
  • 情報が不足しているために、あまりイメージできない
  • メリットだけしか伝えていない(根拠を伝えていない)
  • 「メリット」と「根拠」が釣り合っていない
  • 「根拠」に信ぴょう性がない
  • リアリティーのある「使用感」を伝えていない(商品の場合)
  • 「疑似体験」させられていない。臨場感がない
  • 「誇大広告」になっているので、信用されない
  • たくさんの情報を詰め込みすぎているので結局、何も伝わらない
  • 「造語」や「専門用語」で構成されているために、理解できない
  • それなりの情報量はあるものの、言っている意味がわからない
  • 日本語として「表記」が不適切なため、正確に伝わらない
  • 「強い欲求」(=感情)に訴求せずに、「弱い欲求」に訴求している

上記のチェックリストのうち、

「短くてカッコいいけれど、まったくイメージできない」

そのようなヘッドラインをよく見かけます。

短いキャッチコピーの場合、
訪問者に伝えられる情報にも限りがあります。

もちろん、ファーストビュー(最初の一画面)内で
情報を補足していればよいのですが、
「短いキャッチコピーだけ」ではダメなのです。

訪問者にしてみれば、
こういった短いヘッドラインを目にしても
意味がわからないからです。

わかっているのは、
「制作者側」「販売者側」だけということです。

こういったヘッドラインでは、訪問者は
「自分のメリット」「自分事」に感じませんから、
すぐに去っていってしまいます。

ヘッドラインで訪問者を引き込む鉄則

結局のところ、
ヘッドラインで訪問者の気持ちを惹きつけ、
感情を高ぶらせるためには、以下のような要素が必要になります。

  • 強い欲求に訴えかける「メリット」を示すこと
  • 納得できるような「根拠」を示すこと
  • 日本語としてわかりやすいこと
  • イメージしやすいこと
  • 疑似体験してもらうこと
  • 最初の一画面内に収め、目に飛び込むようにすること

御社のLPのヘッドラインは、いかがでしょうか?

見落とされがちなのは、最後の項目、

「最初の一画面内に収め、目に飛び込むようにすること」

これができていないLPが多いのです。

最初の一画面(ファーストビュー)の中で、
最初に伝えたいことを言い尽くす。

そして、はみ出ないように
きっちりとその中に収める。

これが大事なのです。

基本的に訪問者は忙しいため、
「スクロールせずに判断したい」
と思っています。

ですから、スマホであれば縦長の一画面内に、
パソコンであれば横長の一画面内に
ヘッドラインを含め、一番言いたいことを収める。

それでこそ、忙しい訪問者に、
間違いなく「こちらが伝えたいこと」が伝わるのです。

御社のLPは、いかがでしょうか?

ぜひ、このページでご紹介した、
2つの「チェックリスト」を参考にして、
LPの制作や改善に役立てていってください。

・・・

当然ですが、
LPの成約率は「ヘッドライン」だけでは決まりません。

いくら「ヘッドライン」が秀逸でも、
そのあとの「ボディーコピー」に問題があれば、
読み手は「行動」を起こしてくれないのです。

ヘッドラインとボディーコピー。

その両方が秀逸であってこそ、
販売者側が「望んだ行動」を
読み手に起こしてもらうことが可能になるのです。