仮に、LPのヘッドラインが「完璧」だとしましょう。

そのあとのボディーコピーの内容も
まったく申し分なし。

もしそうだとしても、

「レイアウトやデザインに問題がある」

と、LPの成約率が低くなってしまいます。

LPのレイアウトやデザインに問題があると、
単純に「読みづらい」ため、
読み手の「理解」を妨げることになるからです。

それだけではありません。

LPのレイアウトやデザインが悪いと、
読み手からの「信頼」を
大きく下げてしまうことになるのです。

そんなLPから商品が
数多く売れるわけがありません。

こんな「レイアウト」や「デザイン」は問題

たとえばLP内のボディーコピーに、
以下のような「レイアウトやデザイン上の問題点」がある場合。

読み手は「ストレス」に感じますので、
そのまま去ってしまう可能性が高くなります。

  • まったく改行されずに、固まりになっている文章
  • 横幅ぎりぎりまで広がった文章
  • 不適切な位置で改行されている文章
  • 太字や下線、色文字といった「装飾」がまったくない文章
  • 文字の色が薄いため、ほとんど読めない文章
  • 文字が大きすぎるため、読みづらくなっている文章
  • 文字が小さいため、そもそも読めない文章(スマホの場合は要注意)
  • 背景画像が派手なため、読みづらくなっている文章
  • テーマに合致しない背景色

上に挙げたことは、
そのどれもが「文章の内容」そのものではありません。

文章の内容以外の部分で、
問題が発生しているケースなのです。

LPのレイアウトやデザインに問題があると、
たとえどんなに内容が秀逸であっても、
それらが「読まれなくなる」可能性が高いです。

たとえ読まれたとしても、
「信頼度」においてマイナスになりますので、
LPの「成約率」、ひいては「売上」が大幅に下がってしまいます。

もちろん、LPのレイアウトやデザイン「だけ」を
よくしたとしても、
LPの成約率が上がるわけではありません。

・・・

大事なことは、

・まずは「秀逸な内容」を心がけて、文章やコピーを制作する
・最後の編集の段階で「レイアウトとデザイン」を調整する

ということです。

もちろん、同時進行でもよいと思います。

すでにLPがある場合は、

「レイアウトとデザイン」

を修正するだけで、
成約率が大幅にアップすることが見込めるのです。

読みやすいボディーコピーを心がける

それでは、もう一度、一覧を掲載してみましょう。

  • まったく改行されずに、固まりになっている文章
  • 横幅ぎりぎりまで広がった文章
  • 不適切な位置で改行されている文章
  • 適切な位置に「読点」が打たれていない文章
  • 太字や下線、色文字といった「装飾」がまったくない文章
  • 文字の色が薄いため、ほとんど読めない文章
  • 文字が大きすぎるため、読みづらくなっている文章
  • 文字が小さいため、そもそも読めない文章(スマホの場合は要注意)
  • 背景画像が派手なため、読みづらくなっている文章
  • テーマに合致しない背景色

「横幅ぎりぎりまで広がった文章」
読みづらいものです。

視線を動かす幅が大きいため、
読んでいる人は「うんざり」してしまいます。

そうなると、どんなに素晴らしい内容が書かれていても、
読み手は、もうそれ以上、読もうとはしないのです。

こういった問題を避けるためには、

・適切な箇所で改行する
・ページの幅自体を狭くする

このどちらかを対策する必要があります。

・・・

「不適切な箇所」で改行してしまうと、
それだけで「訴求性」が下がってしまうことがあります。

もちろん、読み手の「理解度」にも響きます。

このあたりの「調整」は、
文章に熟練していないと、なかなか難しいところがあります。

ですから、「改行位置」に自信がない場合は、
レイアウトの幅自体を「狭く」することがおすすめです。

「適切な箇所」に読点を打つ

そのほか、「読点」を適切に打てないと、
非常に見づらい文章になります。

世の中のLPには、
読点が打たれていないために、
「誤解」を与えている文章が数多くあるのです。

・・・

「読点は多いほうがいいの? 少ないほうがいいの?」

この2択でいえば、読点は「多い」ほうがよいわけです。

文字がズラッと羅列している状態は、
文章が改行されずに何行も「固まり」になっているのと同様、
非常に読みづらいからです。

もちろん、読点が多すぎても
「誤解」のもとになりかねませんから、
やはり一番いいのは、読点を「適切な箇所に」打つことです。

この「読点の問題」に関しても、
とくに「文章の内容」とかかわらない部分ですから、
「レイアウトの問題」といえるのです。

これだけでも「意識」しよう

これまで、レイアウトやデザインを意識してこなかったかたが、
先ほど挙げた全ての項目を実行しようとしても、
なかなか難しいかもしれません。

ただ、以下のようなことは、
今すぐにでも実行可能かと思います。

以下の4点を守れば、
最低限の「レイアウトやデザイン」は確保できるはずです。

  • 文字の色を濃くする
  • 文字を大きくしすぎない
  • 文字を小さくしすぎない
  • 派手な背景画像を使わない

ちなみに文字を大きくしすぎると、
読み手からすると

「誇大広告」

という印象になります。

そうなると、LP全体の「信頼性」に
大きく影響してしまうことは言うまでもありません。

ぜひ、ボディーコピーを執筆する際は、
ここまでの内容を参考にして
「レイアウト」や「デザイン」にも意識を向けるようにしていってください。